「このキスは記事にできない」感想

今回はこちら♡西本ろう先生の「このキスは記事にできない」の感想です。

短髪でやんちゃな受けと美形で狡猾な攻めにビビッときたそこのお姉様、私と同志ですね( ◜ω◝ )

俳優本田龍(28)ゲイ×ゴシップ記者比嘉真夏斗(26)ノンケ

属性:俳優(攻め)、黒髪(攻め)、短髪(受け)、褐色とまではいかない地黒(受け)、チョロい(受け)

注意!!受けに彼女がいます。前戯、事後描写がありますのでお気をつけください。(最終的にはお別れする事になるのでドロ沼展開はありません。ご安心を。)

♡♡♡:♡♡♡は前半に1回のみ、攻めが受けを扱く、キスいっぱい。たぶん♡♡♡描写がページの関係で入らなかったのではと推測します(´;ω;`)

超人気二世俳優の本田龍は、”本田龍”のブランドをなによりも守りたい父と事務所、容姿しか重要視していない関係者に嫌気がさしていた。その反発で夜な夜な派手に遊んでいたところに、パパラッチがバレて追われていた真夏斗(まなと)と遭遇。成り行きで真夏斗は本田に助けられます。アメリカ帰りの真夏斗は本田が今をときめく超人気俳優である事を知りません。素直に助けてくれてありがとうとのたまう真夏斗に興味が湧く本田。

その後、偶然本田をパパラッチしてしまった真夏斗。データを消させるため本田は真夏斗を自分の部屋へ連れていきます。

本田自作の美味しいカクテルを飲んでほろ酔いの真夏斗(笑)チョロい…。彼女が満足してないかもと、そんな事まで語ります、チョロすぎ…。本田は「教えてやろうか?」とド攻め顔で迫り、真夏斗は抱かれてしまいます!チョロすぎるよ…。そうなんです、本田は男にしか興味がない人だったんです。超人気俳優がゲイという特大スクープ、これを記事にしない理由は無いはずなのに、いっこうに週刊誌には掲載されない。

抱かれて気持ちよかったことが忘れられずヤケ酒する真夏斗は、また潰れてしまい本田に抱かれます(笑)チョロ…。記事にしない理由を尋ねると「お前とデキてねぇし、書いたら嘘じゃん…」となんともかわいい答えが返ってきます。

展開が急だったり、受けがチョロすぎやしないか?と思うところはありましたが、終盤へ向けて美麗な絵で魅せるドラマティックな場面がとても良かったです♡脱ぐと凄いカラダの攻めと受けのおしりの質感が手に取るように感じる描写がすごいです。手のアップの骨や血管の描写も細かく、受けの瞳がキラッと輝く瞬間や、攻めの射抜くような眼光と受けを見つめる優しい目元の描き方が素晴らしいです!めちゃくちゃ絵が綺麗なんですよー(´;ω;`)急に語彙が無くなるオタク。

好きな場面が2つありまして…

カーセッ…!!!キスだけですが、もうあれはセッ…です!!!車の中でキスするのってなんであんなエッ…ちなんですかね。二人の息づかい、湿った車内 の空気が伝わってくるんです。エッ…ちでした…。

もうひとつはラストなんですが…BANANAFISHを思い出して泣きました。

真夏斗が本田の事を好きになるところをもう少し掘り下げられてたらよかったな~と。ノンケだし、ほだされた感が否めなくて…。1冊にまとめなきゃいけないですから、駆け足になるのはしょうがないことなんですが、そこがすごいもったいないなと感じてます(´;ω;`)上下巻とかで真夏斗が本田に惹かれていく過程をひとつひとつ追えれば最高だったかもと思ってしまいました(´;ω;`)きっとここに描かれていないところでも二人の間になにかあったと心の目で補完します(笑)

最新情報をチェックしよう!